イソフラボンとプエラリアはどちらも植物由来の成分で、両方とも女性ホルモンのエストロゲンによく似た作用があることから女性のサプリメントとして人気があります。
女性らしい体つきを作る、とりわけバストアップに効果があるとして有名です。
イソフラボンとプエラリアにはともにバストアップ作用を期待して摂取する人がほとんどですがその違いは効果の高さと副作用のリスクです。
プエラリアの方が効果が高い分、副作用のリスクもあるのです。
プエラリアの強いエストロゲン様作用によって子宮筋腫や乳がん、子宮内膜症等の婦人科系疾患を発症するリスクが増大したり、ホルモンバランスの乱れから生理周期がずれたり頭痛を引き起こしたりする可能性があります。
それに対してイソフラボンはプエラリアほどの即効性や高い効果は望めないものの、安全に、穏やかなバストアップ効果が期待できるのです。
なお、イソフラボンはエストロゲンが過剰分泌となった際に分泌を抑制し、ホルモンバランスをコントロールする役割があることもわかっています。
またイソフラボンにはポリフェノールの持つ抗がん作用、抗酸化作用も認められていて健康増進には男女問わずにおすすめできるサプリメントなのです。
プエラリアについても、副作用リスクがあるとはいえバストアップ効果の高さには定評があるためサプリメントを飲用するときには信頼のできるサプリメントを選ぶようにし、かつ用量を守って摂取するようにすれば比較的リスクを低く抑えることができます。
